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2026年02月26日

鍵交換と建具調整。作業よりも大切にしていること。

本日最初の仕事は、
とあるテナントの鍵交換と建具調整でした。

当初のご依頼は
「引き戸ごと交換してほしい」という内容。

現場を確認すると、使用頻度はそこまで高くない様子。
そこで提案しました。

「交換ではなく、調整という選択肢もありますがどうでしょう?」

結果、調整対応へ。


鍵交換だけで終わらない現場

鍵は紛失とのことだったため、
同型の新品へ交換。

ただ、既存の鍵は長年動いていなかったため、
内部に細工が必要な状態でした。

さらに建具の動きも重く、

・シリコンスプレー
・敷居滑りの追加

で動きを改善。

ちなみに今回の敷居溝は6分(18mm)。
7分(21mm)だと思い込んでいたので、
現場で改めて学びがありました。

現場はいつも教科書通りではない。



作業中に起きたこと

作業中、警備員さんから
「届出は出していますか?」と声をかけられる。

その後、再び来られて
「実は鍵を預かっていました」と。

タイミングとしては少し遅いですが(笑)、
錆も進行していたため、今回は交換。

その後、管理センターで手続き。
大家さんにも連絡。

正直、ここまでやらなくてもいいと言えばいい。



「大工だから」で終わらせない理由

大工なので、
作業だけ終えて帰ることもできます。

鍵を渡すのは大家さんの仕事。
管理とのやり取りも本来は別の役割。

でも考えました。

・また誰かが来る時間
・何度も発生する電話
・小さなストレス

それを一度で終わらせた方が早いのではないか。



半歩先をやる仕事

特別なことをしているわけではありません。

ただ、

「目の前の作業」だけで終わらせるか
「その後の流れ」まで考えるか

その違いだけです。

一歩先まではいかなくてもいい。
半歩だけでも。

自分にしかできない
“ちょっと先まで考える大工仕事”を続けています。